【番外編1】カジノとの運命的な出会い ー初海外ー

初海外

もう30年位前になるだろうか、行けなくなった方の代役でヨーロッパ旅行をいただいた、もちろん初海外。タダ旅行ではあったものの当時21歳だった小生が、持ち出せたお小遣いは、かなり頑張って7万円程度だった。

当時のフランス貨幣は、ユーロではなくてフランだった。換金で目減りしたとは言え、コーラが日本円に換算すると倍位だったと記憶している。

同行者に「水よりもワインが安いよ」などと言われ、酒も飲み始めたばかりであったにもかかわらずワインばかり飲んで酔っ払い身振り手振りの国際交流を深めた。

酔っ払っているとはいえ、カジノに誘われ危険を察知した小生は、その時まだ理性が残っていたのだろうか、ホテルの金庫に所持金の半分である3万円分位を残しパスポートを持ってカジノへ。正装をしていたかは定かではない。

ブラックジャックしか知らない小生は、初カジノ会場をふらつきながら様子を伺っていたが、1プレイ1,000円(高額テーブルしか目に入らなかったのかは定かでは無いが)と思いながらテーブルにも付かずにフラフラとカジノ内を徘徊していた。

小生に目をつけた店員に注意されたのか、付きまとわれたのかは思い出せないが、気がつけば逃げるようにブラックジャックのテーブルに座ってしまっていた。仕方なくプレイスタート!

結果は、ビギナーズラックとしか言いようが無いが、気がつけばカジノコインが山の様になっていた。

所持金は、最大で50万円位、後半は、無料のコーヒーばかり飲んでいたので、アルコールは抜けていた。

初ルーレット、初バカラと経験を積みながら、気がつけば誘ってくれた同行者は、地理がわからない小生を置いてホテルに帰ってしまっていた。

この後現地で豪遊、とは言ってもレストランで普通にご飯を食べられた程度。実際の貨幣価値を考えると、大したことはなかったかもしれないが、日本円にして10万円分のお土産と30万円程度の現金を持ってポンドの国へ移動。これが小生とカジノとの運命的な出会いである。

カジノとの運命的な出会い(中編)に続く。

-おやじのオンカジ珍道中

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