え？空港にまで？カジノ！
フランスから2カ国目のイギリスへ移動。記憶が前後しているかもしれないが日本で購入した煙草を持ち込むのに2倍の関税が取られる。。。没収されるか税金を納めるか、判断に迷ったが、税金を払うこととした。
この判断が後に正解だった事が分かるのだが、当時、無知であった小生は、所有物を持ち込むことにお金が取られることに腹わたが煮え繰り返った。
国の移動ということもあり、時間に余裕を持って検査を済ませ、空港内に入った。搭乗口を探すためにマップを確認すると、慣れ親しんだ文字が、え？空港にまで？カジノ！
3時間程度の待ち時間、フランスでの勝利に気が大きくなっている事もあり当然と言う感じで空港内のカジノへ突入。
空港と言う事もあり人種も千差万別。そんなに大きくも無いカジノ内に人がごった返していた。
自動で球が出てくる無人のルーレットが、2席空いていたので、即座にキープ。
小生を置き去りにした(※番外編１を参照)同行者とともに鎮座し現金を投入するが、もはやこの時の思考は、既に現地通貨＝カジノチップとしか見えず、幾ら掛けているかも分からなくなっており危険な状態である。
何回かプレイしてふとルーレットの盤に目をやると、黒の8の上あたりに何かゴミみたいな物が！「あっ！」履歴を確認するとその周辺に球が寄っている。これはヤバイやつだと思いながらBETしてみると5回に2回は当たる。ルーレットは、ブラックジャックやバカラと違い当たれば高配当なので、相当高確率で勝負できることになった。
2時間で所持金を2~3倍位には増やしたと思うが、搭乗時間も忘れさせられる程の事態ではあったにも関わらず、時間内に終われたのは、目立つ勝ち方をしていたのか、入れ替わり立ち替わりタバコをくれとか小銭をくれとかうっとおしい状態になったことによる。
残念ではあったが言葉も通じない国、搭乗口の変更もあったので、無事フランスを出国できたことは、助かったんであろうと思うことにしている。カジノの神様がいるとしたら、この時小生と共にいらっしゃったに違いない。
【番外編３】カジノとの運命的な出会いに続く。